ちょっちレイちゃん、その5
うっ!
これは何?
瞳から流れるもの?・・・・・・水・・・・・・?
どうして・・・・・水が流れるの?
・・・・
・・・・
違う・・・これは涙・・・涙というもの・・・
・・・・
・・・・
前に見た事がある・・・碇クンの涙・・・
悲しい時に流すもの・・・・涙・・・・私・・・・悲しいの?
・・・・
・・・・
違う・・・碇クン嬉しい時にも泣いていた・・・・
私が生きていたから・・・・・・・
ポッ!・・・・嬉しい・・・・ポッ!
・・・・
・・・・
嬉しい時にも流すもの・・・涙・・・・私・・・・嬉しいの?
なぜ?碇クンと一緒だから・・・・ポッ!
・・・・
・・・・
でも違う、頭を突き抜けるような痛み・・・・・鼻を突き抜けるような痛み・・・・・
痛い・・・・・使徒の攻撃が・・・・・涙が流れる・・・・・
助けて・・・・たすけて・・・・・たすけて・・・・碇クン・・・・・
「う、ううう・・・・・涙が〜〜〜鼻が〜〜〜頭が〜〜〜」
「綾波〜ワサビの付け過ぎだよ」
ミサトのマンション、レイは夕食を招待されていた。そして新鮮な刺身にタップリとワサビをつけて食べたのだ。
「うう〜涙が、鼻が、頭が」
「はいお茶を飲みなよ」
ボロボロと涙を流すレイ、シンジはお茶を入れる。
「ありがとう ぽっ」
シンジの優しさに顔を桜色に染めるレイ。
「こらファーストなに赤くなってんのよ」
すかさずアスカが文句を言ってくる。
「ワサビが美味しかったから ぽっ」
「はあ〜?わけわからないわ。涙流すくらいなら、つけなくてもいいんじゃないの」
ちなみにアスカはワサビをつけずに醤油だけで食べている。
「そうはいかないわ。大人だから、心も身も・・・・・ぽっ」
そこでなぜかシンジを見るレイ。
「だからつけて食べるの・・・・・・・う、うう〜」
またタップリとワサビをつけて食べる。
「まったくわからないわ」
「綾波お茶ついだから」
涙を流しながら食べるレイ、アスカは?マークでシンジはにこやかに見ていた。
「う、うう〜〜美味しい〜」
う〜〜〜〜〜んレイちゃんワサビつけすぎ(^^)それともワサビを味わっているのでしょうか?
アスカちゃんが言っているようにわけわからないレイちゃんでした。
こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。
NEON GENESIS: EVANGELION ちょっちレイちゃん、その5